企業・安全大会のご感想

安全大会(建設業29業種)、港湾業・海運業、危険物・毒劇物・発がん性物質取扱施設の受講者からいただいた140件のご感想。

ご感想一覧

タブで対象を切り替え、見出しで立場別にご覧いただけます。

建設業許可の29業種の安全大会の防災講演後にさまざまな立場(経営者・現場代理人・職長・職人・安全管理者・若手・協力会社など)でいただいた感想をまとめました。

経営者・管理者層からの声5件

大規模自然災害に対する安全対策はコストではなく経営の根幹だと改めて突きつけられました。元消防・救助の現場を知る方の言葉には、机上の安全論にはない重みがあり、来期の安全方針を見直すきっかけになりました。

建設会社 代表

「災害は止められないが、被害は減らせる」という一言に背中を押されました。2012年くらいに作成して放置状態にあるBCP(事業継続計画)を後回しにしてきた当社にとって、大きな反省と危機管理対策不足を痛感し、全社員や関係者に対する安全配慮義務を果たすために最初の一歩を踏み出す号砲になりました。

総務・安全担当役員

形骸化しつつあった安全大会に、Aiでハザードリスクを6秒以内で調べて、具体的な危険予知と対応の選択肢を学んだり、実際に起こりうることを先読みしておくという本物の緊張感と学びが戻りました。受講後のアンケートでも「今年は自分事として心に残った」「常時備えよというスイッチが入った」という声が例年になく多く、企画してよかったと感じています。

安全衛生管理者

労働災害も自然災害も、根は同じ「日頃の備えと意識」にあると教えられました。社員一人ひとりが自分で考えて動く組織にしたい、と本気で思わせる講演でした。ありがとうございました。

経営者

元請として多くの協力会社を束ねる立場として、「共助」の考え方が大きなヒントになりました。現場全体で「想定内を増やして想定外を減らす」という、日頃の準備を行って、相互に命を守る文化づくりに取り組んでいきます。

統括安全衛生責任者

土木工事業2件

大規模造成の現場を預かる身として、豪雨や土砂災害への備えを「自分ごと」として考え直しました。各作業員、重機オペレーターレベルでの緊急避難や現場撤退の判断基準を事前に決めておく重要性が腹に落ちました。

現場代理人

「無事に家へ帰す」という安全の原点を思い出させてくれましたが、「台風や噴火災害の場合は、無理して家に帰さない」「作業車に最低限の飲食料と簡易トイレなどをを入れて置く」など、その時の状況に応じて行う判断こそがプロの仕事だと胸に刻みました。

職長

建築工事業2件

大規模地震発生時に作業員をどう避難させるか、これまで漠然としか考えていませんでした。作業員が自己判断で避難するためにそれぞれの作業箇所で、数秒以内にどこに避難すれば良いのか?予め考えておくなど、具体的な初動の話に、明日からの朝礼で伝えるべきことが見えました。

現場監督

建物をつくる私たちが、施工完了までの非耐震状態の間、まず、作業者である自分たちの安全を守れなければその後の対応ができない、という当たり前を突きつけられました。引き締まる思いで聞きました。

施工管理

大工工事業2件

長年この仕事をしてきて「事故は運」と思っていた部分がありました。自分たちの作業の段階的なリスク等を知っておくことを意識しておけば、備えと段取りで防げる災害があると知り、考えを改めました。

大工

足場上や屋根上など、高所での作業が多い分、大規模地震や突風への備えが命に直結すると痛感しました。落下時の命綱で宙づり状態になったときの脱出法を身に付けておくことと命綱の点検を、これまで以上に丁寧にやろうと思います。

職人

左官工事業1件

左官になって40年ですが、日々の地道な作業の中にも危険が潜んでいると再認識しました。「慣れ」による油断が一番怖いという言葉が、自分には一番刺さりました。

左官職人

とび・土工工事業2件

足場の上での大規模地震発生時の被災状況を映像で観て、具体的に想像させられ、ぞっとしました。だからこそ朝礼時はもちろん、日々の点検と声かけが命を守るのだと、若い衆にも伝えていきます。

鳶職

「危険を予知する力」は経験だけでなく、Aiを使って具体的に状況予測すれば先読みできることや過去の事例からの学びで磨けると分かりました。Aiを使ったKY活動に新しい視点を取り入れたいと思います。

職長

石工事業1件

重量物を扱う現場として、地震時の落下・転倒のリスクを改めて考えました。特に石像や墓石に芯を入れるなどの固定化と作業時の退避動線の確認を徹底します。

石工

屋根工事業1件

台風シーズン前にこの話を聞けて本当によかったです。ウェザーニュースなどの気象情報をベースにした強風時の作業中止の判断を、勇気を持って下せるようになりたいと思いました。

屋根職人

電気工事業2件

災害時の通電火災の怖さを具体的に学びました。私たちの仕事が、平時だけでなく災害時の安全にも関わっていると誇りを感じました。

電気工事士

感電や停電対応など、災害時こそ専門知識が問われると実感しました。技術者としての責任の重さを再確認しました。

職長

管工事業1件

ライフラインを支える仕事の重みを改めて感じました。施工中の資材の固定はもちろん、災害復旧の最前線に立つ覚悟を持って、日々の技術を磨きます。

配管工

タイル・れんが・ブロック工事業1件

ブロック塀の倒壊が人命を奪った過去の災害の話に、施工の一つひとつが命に関わると襟を正しました。特に通学中の子供が突然の地震によるブロック塀の倒壊で下敷きにならないよう、手を抜かない仕事を貫きます。

職人

鋼構造物工事業1件

巨大な構造物を扱う現場として、地震時の挙動と退避について深く考えさせられました。資材の落下予防対策や作業員の転落防止対策等、気を抜くことなく、周知徹底することの重要性を改めて強く感じました。安全あっての施工だと腹に落ちました。

鉄骨工

鉄筋工事業1件

見えなくなる部分こそ丁寧に、という仕事の誇りと、防災の備えは通じるものがあると感じました。地味でも安全を意識して続けることが命を守ると学びました。

鉄筋工

舗装工事業1件

真夏の路上作業が多く、熱中症という「身近な災害」への備えの話が非常に役立ちました。水分・塩分・休憩のルール化を進めます。

職長

しゅんせつ工事業1件

水上・水際の作業の危険を、災害の視点から見直すことができました。気象情報の確認を作業の前提として徹底します。

現場担当

板金工事業1件

過去の災害映像や事故事例を観て、高所での突風や資材や作業員の落下のリスクを改めて意識しました。小さなヒヤリハットを見逃さないことが、大きな災害を防ぐと学びました。

板金工

ガラス工事業1件

地震時のガラス飛散の危険を扱う立場として、防災ガラスや飛散防止の重要性、破損したガラスの処理には防刃手袋の装着を社会に伝える役割もあると感じました。

職人

塗装工事業1件

有機溶剤を扱う現場として、火災や災害時の漏洩による中毒、クムリに含まれるシアン化水素のリスクなど二次被害への備えを学べました。換気と火気管理、煙からの避難の徹底を改めて誓いました。

塗装工

防水工事業1件

「豪雨から命と生活を守る」私たちの仕事が、豪雨災害から建物と人を守ることにつながると気づきました。仕事に新たな誇りが芽生えました。

職人

内装仕上工事業1件

家具や間仕切りの固定が、地震時の安全を左右すると学びました。お客様の命を守る提案ができる職人でありたいと思います。

内装工

機械器具設置工事業1件

重量機械の据付・固定が、災害時の被害を大きく左右すると痛感しました。アンカーの一本にも責任を込めて仕事をします。

据付工

熱絶縁工事業1件

目立たない仕事ですが、火災やエネルギー安全に深く関わっていると再認識しました。縁の下の力持ちとしての誇りを持てました。

職人

電気通信工事業1件

災害時に「つながる」ことがいかに人命を救うか、具体的な事例で理解しました。安否確認や通信インフラを支える使命を強く感じました。

通信工事士

造園工事業1件

街路樹や倒木が災害時の危険にも安全にもなり得ると学びました。緑を扱うプロとして、防災の視点を取り入れていきます。

造園職人

さく井工事業1件

災害時の水の確保という観点から、井戸の価値を見直しました。私たちの仕事が地域の防災インフラになり得ると誇りを感じました。

職人

建具工事業1件

地震時に扉が開かなくなる「閉じ込め」の怖さを学びました。避難を妨げない建具こそ命を守る、と仕事観が変わりました。

建具職人

水道施設工事業1件

断水が人々の生活と命を脅かす現実を、災害事例から学びました。ライフラインの最前線を担う責任を改めて自覚しました。

現場担当

消防施設工事業1件

私たちが設置する設備が、いざという時に確実に作動してこそ意味がある、と原点に立ち返りました。一つひとつの施工に命を懸けます。

職人

清掃施設工事業1件

災害廃棄物処理や衛生環境の維持が、復旧復興を支えると学びました。普段は目立たない仕事の社会的意義を再確認しました。

現場担当

解体工事業1件

危険と隣り合わせの仕事だからこそ、災害への備えと初動が命を分けると痛感しました。粉じんや倒壊リスクへの意識をさらに高めます。

解体工

職長・班長クラスからの声4件

部下の命を預かる立場として、「災害時に冷静でいられるリーダー」になりたいと強く思いました。日頃のコミュニケーションによる信頼関係が初動を左右すると学びました。

職長

「指示を待つ部下」ではなく「自分で考えて動ける部下」を育てることが、いざという時に命を守ると教わりました。教え方そのものを見直します。

班長

若い職人に防災を伝えるのは難しいと感じていましたが、実際に起こりうる自然災害をYoutubeの内閣府のシミュレーション映像など、自分のスマホで観てもらって、イメージしてもらうことで、怖がらせず前向きに伝えるコツをいただきました。次の朝礼から実践します。

職長

避難誘導は誰かがやってくれると思っていましたが、現場の責任者である自分の役割だと自覚しました。動線と集合場所を即日確認しました。

リーダー

若手・新人からの声4件

正直、安全大会は表彰式や安全唱和など大義名分的な建前を整える退屈な儀式的なものだと思っていました。本物の災害現場に何度も出動して、人命救助活動を行ってきた講師のサニー カミヤさんの話に引き込まれ、安全の大切さが初めて「自分ごと」になりました。

入社1年目

サニー カミヤさんの「自分の命は自分で守る」という言葉に、はっとさせられました。先輩に頼るだけでなく、まず自分が判断で避難行動できるようになりたいです。

若手職人

過去に起こった事故事例にもとづく、作業種別ごとのヒヤリハットの一つひとつが大きな災害の芽だと知り、見方が変わりました。小さな違和感を声に出して、仲間にも周知する勇気を持ちます。

新人

災害時に若い自分こそが動ける、先輩方を助けることができるなど、頼られる存在になれると知り、誇らしい気持ちになりました。安全を保持しながらの技術の上達はもちろん、体力と知識を備えていきます。

若手

ベテラン・職人からの声2件

30年この道で怪我ゼロを貫いてやってきましたが、日頃の「慣れ」が最大の敵だという指摘に、ぐうの音も出ませんでした。たしかに体力・視力・気力・記憶力が衰えてきたことも自覚しており、改めて初心に帰る貴重な時間でした。

ベテラン職人

経験がある分、心のどこかで「俺は大丈夫」とつい油断していた自分に気づきました。ベテランこそ安全徹底の手本になるべきだと、若手の前で背筋が伸びました。

職人

安全管理・協力会社からの声4件

チェックリストを埋めるだけの安全管理になっていたと反省しました。安全パトロールは作業員から面倒くさがられることもありますが、事務的に行うことなく、「人の命を守る」という大切な目的に立ち返る視点をいただきました。

安全パトロール担当

元請・下請という垣根を越えて、朝礼時には顔見知りの関係になり、昼食は話しながら一緒に食べるなど、日頃のコミュニケーションが現場全体で命を守る「共助」につながる考えに共感しました。当社の安全教育にも取り入れます。

協力会社 代表

災害時のデマや誤情報の怖さを学び、正しい情報を確かめる力も安全の一部だと気づきました。情報リテラシーの教育も進めます。

安全担当

下請の立場でも、危険を感じたら迅速に作業を止める「勇気」が認められる現場にしたい、と強く思いました。声を上げやすい雰囲気づくりに努めます。

協力会社 職長

講演内容・進行への声4件

一方的な講義ではなく、問いかけや実演、ミニワークショップなど参加型の内容が多く、最後まで眠くなりませんでした。これからの安全大会の概念が変わったと言っても過言ではありません。

参加者

実際の救助・災害現場の体験談は、どんな映像よりも心に響きました。本物の経験を持つ方の言葉だからこそ、聞き逃すまいと前のめりになりました。

参加者

怖がらせて終わりではなく、「こうなる。だからこうしよう」という前向きな行動につながる構成が見事でした。明日から何をすべきかが明確になりました。

参加者

専門用語を噛み砕いて話してくださり、職種も年代もバラバラな現場の全員が同じ理解を持てました。これほど分かりやすい安全講演は初めてです。

参加者

家庭・地域への波及3件

会社や作業場の備えだけでなく、家庭の防災も見直すきっかけになりました。その週末、家族と一緒に非常持ち出し袋と家具固定、落下防止、飲食料やトイレの備蓄を確認しました。

参加者

「職場で学んだことを家族に伝える」という宿題が心に残りました。建設のプロである自分が、家庭や地域の防災の担い手になれると気づきました。

参加者

地域の防災の最前線に立てるのは、技術と体力を持つ私たち建設業だと教わりました。特に重機を用いて人命救助できることを知り、誇りと使命感を胸に、現場へ戻ります。

参加者

港湾業・海運業は「津波・高潮という海に直結する固有のリスク」「重量物・大型機械を扱う荷役作業の危険」「船上という逃げ場のない環境」、そして物流の大動脈を支える使命があるため、船員・港湾荷役作業者・クレーンオペレーター・管理者などの立場など、受講者層の幅も広く、それぞれのリスクを前提に講演してきました。

経営・管理者層からの声4件

海と隣り合わせで働く私たちにとって、津波からの避難は何より優先すべき備えだと改めて突きつけられました。「緊急地震速報を受信後は、作業を中断して、とにかく早く、高く、遠くへ逃げる」を全社の鉄則にする決意を新たにしました。

港運会社 代表

港湾と海運は物流の大動脈であり、災害発生後は、その早期の復旧を担う使命の重さを再認識しました。全従業員の命を守ってこそ事業も社会的責任も果たせると腹に落ちました。

海運会社 経営者

南海トラフ地震発生後の津波の到着速度や高さ、被災範囲など、自分のスマホとAiでハザードリスクを確認し、今まで、形だけになりがちだった安全大会に、本物の緊張感が戻りました。元消防・救助の現場を知るサニー カミヤさんならではの「今なら間に合う」という説得力に、参加者全員が引き込まれていました。

安全統括責任者

地震の揺れが収まった後、津波到達までのわずかな時間に何ができるか。そもそも液状化&津波ハザードマップで真っ赤なホットゾーンに位置する弊社の立地から、避難の判断基準と動線を、職場全員で即日確認する必要性を痛感しました。

ターミナル所長

港湾荷役・現場作業部門からの声5件

液状化で壊れるかもしれない岸壁での作業中に地震が起きたら、という想定を具体的に考えさせられ、ぞっとしました。大きな揺れを感じて、津波警報が出たら荷も機械も捨てて逃げる、その覚悟を固めました。

港湾荷役作業員

高所の運転席から地震・津波時にどう退避するか、揺れが収まるまでは、振り落とされないようにその場にいるしかないと初めて真剣に考えました。降りるとしても振り落とされる危険が高く、避難のリスクや避難にようする時間も計算に入れた避難計画の必要性を学びました。

ガントリークレーン運転士

重量物の荷役中の転倒・落下が、災害時には障害となって避難路を塞いだり、大事故に直結すると再認識しました。急がず確実に、という基本を改めて徹底します。

フォークリフト作業者

ワイヤーに吊り下げられた資材の落下などから、「自分の命は自分で守る」という言葉が、いつも危険と隣り合わせの現場で働く身に深く刺さりました。無理をしない判断こそプロだと胸に刻みました。

玉掛け・クレーン作業者

大量のコンテナが地震や津波でどう崩れたり、移動するか、具体的に想像させられました。下敷きにならないように退避場所と動線の確認を即日見直します。

コンテナヤード担当

海運・船舶部門からの声5件

船という逃げ場のない環境、液状化による着岸場所の喪失、代替港の選択などの災害対応を、改めて突き詰めて考えました。乗組員の命を預かる責任の重さと、冷静な判断の大切さを再認識しました。

船長

荒天や災害時に、自分自身が動揺すれば船全体が混乱すると痛感しました。冷静沈着さこそ海の上のリーダーの務めだと学びました。

航海士

機関室という閉ざされた空間からの避難を具体的に想像しました。船舶火災が発生した際の迅速な初期消火の判断や緊急避難など、日常と違う動線と判断が必要だと知り、訓練の重要性を痛感しました。

機関士

「慣れによる油断」が最大の敵という指摘が、長く海上勤務を続けてきた自分には一番刺さりました。船上で負傷すれば、簡単に病院には行けないリスクもあるため、初心に帰り、時間の短縮よりも安全を優先する基本動作を見直す貴重な時間でした。

船員

津波で損壊した港湾施設や津波でがれきが海上に散乱している状態等、港内での被災状況を想像し、接岸・離岸時の陸と海の連携の難しさを再認識しました。緊急時の連絡体制の確認に取り組みます。

内航船員

港湾管理・保安部門からの声3件

多くの作業者と利用者の安全を左右する立場の責任を、災害の視点から改めて自覚しました。津波が到達する前に一斉避難させるための各自の判断での避難開始と安否情報伝達の仕組みづくりが急務だと感じました。

港湾管理者

BCPや分厚い災害対応マニュアルを整備して満足していた自分に気づきました。作業員全員が安全を守り続けるためには「即時に安全行動をできる人を育てる」ことこそ本質だと、視点が大きく変わりました。

保安・防災担当

気象・海象情報、被災状況速報をもとに、出航・帰港中止や代替港への避難の判断を勇気を持って下す重要性を学びました。船員と船の安全を優先したフレキシブルな判断もプロの仕事だと胸に刻みました。

運航管理者

若手・ベテラン・協力会社からの声3件

正直、今までの安全大会は退屈でした。今回、現場経験豊富なサニー カミヤさんの本物の災害現場の話に引き込まれ、海と隣り合わせで働く職場の本当の怖さと使命を初めて理解しました。

若手作業員

いつも部下には「慣れこそ危険」と指導していますが、改めて自分の日常を振り返ったとき、我に返りました。初心に戻る貴重な時間でした。

ベテラン船員

競合各社の垣根を越えて、港全体で命を守る「共助」の考えに共感しました。起こりうるリスクの洗い出しで終わりではなく、また、諦めるのではなく、前向きな行動につながる構成も見事で、危険を感じたら作業を止めて、迅速に安全行動を相互に取れる関係づくりに努めます。

協力会社 職長

危険物・毒劇物・発がん性物質を扱う施設は大規模な海溝型の地震によって「液状化・津波・建物損壊・孤立・脱出不能・火災・爆発・漏洩・暴露」といった災害が一度起きれば従業員だけでなく周辺地域にも甚大な被害が及ぶという固有の重さがあるため、危険物取扱者・作業者・保安監督者・管理者など立場の幅と、その特性を踏まえた具体的な対策が必要となります。

経営・管理者層からの声5件

「南海トラフ地震等、一度の地震災害が、会社の存続だけでなく地域の信頼まで失わせる」という言葉が胸に刺さりました。安全は最優先事項だと頭では分かっていたつもりでしたが、いつ起こっても大丈夫という自信と覚悟が足りなかったと痛感しています。

工場長

災害は自然災害だけでなく、自分たちの扱う物質そのものが二次的な引き金になり得る——この当たり前を改めて全社員と共有できました。水害の後の地震による津波など、複合災害への備えを見直す契機になりました。

事業所長

「想定外を想定内にする」という姿勢の大切さを学びました。マニュアル通りに動けない事態こそ本当の災害だと、現場の災害対策本部指揮を預かる者として襟を正しました。

製造部長

形骸化しかけていた安全大会に、本物の緊張感が戻りました。元消防・救助の現場を知る方ならではの説得力に、参加者全員が引き込まれていました。机上の空論よりも現場で実践できるように体を動かして身に付けておくことや日頃、訓練していないと間に合わないことも実感しました。

安全衛生管理者

1600名の従業員とその家族、そして地域住民の命を預かっているという経営者の責任の重さを、改めて突きつけられました。誰一人、社員から死者を出さないために安全への投資をためらわない決意を新たにしました。

経営者

危険物取扱者・危険物施設からの声7件

危険物取扱者資格を持ち、知識はあるつもりでしたが、「教科書で知っていること」と「目の前の複雑な状況でいざ動けること」は別だと痛感しました。日頃の訓練の重みを再認識しています。

甲種危険物取扱者

保安監督という立場の責任を、自然災害発生時の視点から改めて自覚しました。自分たちの身を守る施設や道具の平時の点検と継続教育こそが、いざという時の初動を左右すると腹に落ちました。

危険物保安監督者

引火性の液体やガスを取り扱う日常に「慣れ」が生じていた自分に気づきました。慣れこそ最大の危険という指摘が、工場長であり、ベテラン年齢の自分には一番刺さりました。

製造オペレーター

揮発性燃料給油時の静電気や火気発生のわずかな見落としが爆発などの大惨事を招くと、事例を通じて実感しました。一つひとつの基本動作と危険現象の意味を、若手にも伝えていきます。

充填作業者

大量貯蔵の現場として、大規模地震時の危険物の漏洩・流出・引火の連鎖を具体的に想像させられ、ぞっとしました。防油システムセンサーや緊急遮断弁の動作確認を即日見直します。

タンクヤード担当

危険物の運搬・荷役の場面に潜むリスクを改めて意識しました。災害時の積載中・移送中の対応まで、仲間と一緒に考えておく必要性を学びました。

出荷担当

安全点検チェックリストをただ埋めるだけの点検になっていたと反省しました。「何のために安全を確認するのか」という目的に立ち返る視点をいただきました。

保安検査担当

毒劇物取扱施設からの声6件

毒劇物の漏洩・飛散は、扱う者だけでなく周囲の関係者や地域住民の命をも脅かすと改めて自覚しました。管理責任者としての覚悟を新たにしています。

毒物劇物取扱責任者

災害時に薬品棚が転倒し、混触・反応が起きる危険を取り扱いの多い薬品毎に具体的に学びました。固定と分別保管の徹底が命を守ると痛感しました。

薬品管理担当

地震の揺れで毒劇物貯蔵容器が落下・破損・漏洩する事態を想像し、日頃の保管方法を見直しました。「災害時に何が起きるか」を考える習慣が身につきました。

実験・製造担当

施錠管理や在庫管理が、防犯だけでなく災害時の被害拡大防止にも直結すると気づきました。管理の意味が一段深く理解できました。

保管管理者

「自分の身を守れない者は人も助けられない」という言葉が心に残りました。保護具の正しい着用と緊急対応の優先手順を、面倒がらず徹底しようと改めて誓いました。

作業者

災害時の混触による有毒ガス発生のリスクを学びました。日常の分別と表示、呼吸保護具着装の徹底が、二次被害を防ぐ最後の砦だと実感しました。

品質管理

発がん性物質・有害化学物質取扱施設からの声6件

急性の災害だけでなく、長期にわたる暴露による化学熱傷という「見えない災害」への備えの大切さを学びました。日々の管理の積み重ねが従業員の将来を守ると痛感しました。

化学物質管理者

目に見えず、すぐには症状が出ない有害物質だからこそ、油断が命取りになると再認識しました。換気と防護服と呼吸保護具による安全の保持を当たり前にする文化を根付かせたいです。

製造作業者

作業環境測定や健康管理の意味を、改めて自分の言葉で語れるようになりました。「規則だから」ではなく「命を守るため」だと整理できました。

衛生管理者

新しい物質を大量に扱う現場として、未知のリスクにどう備えるかを考えさせられました。情報が不十分な時こそ、Aiなどを使って慎重に、という原則を胸に刻みました。

研究開発職

災害で製造設備などが破損したとき、有害物質の飛散・暴露がどう広がるかを具体的に想像できました。緊急時の退避と除染の手順を確認します。

作業者

従業員の健康を守る立場として、災害時の除染の手順や暴露対応、化学熱傷受傷者の応急処置、事後のケアまで視野に入れる必要性を学びました。平時からの健康管理が防災だと再認識しました。

産業医・保健スタッフ

化学プラント・石油・ガス関連からの声6件

巨大な装置を扱う現場として、地震時の緊急停止と被災状況&規模に応じた退避の判断、退避後の安全距離の確保が命を分けると痛感しました。冷静に動けるよう日頃から備えます。

プラントオペレーター

配管やバルブなどの継ぎ手の一箇所の不具合が大事故につながると、事例を通じて実感しました。地味な保全こそ最大の防災だと誇りを持てました。

保全・設備担当

非日常事態発生時、「自分が落ち着いていなければ現場全体が混乱する」という指摘に、指揮者としての心構えを改めました。冷静さこそリーダーの務めだと学びました。

運転管理者

災害時にセンサーの破損や停電などにより、計器や制御系が失われたときの対応を、初めて具体的に考えました。手動・代替手段の備えと訓練の必要性を痛感しました。

計装担当

漏洩・滞留・爆発の連鎖を具体的な事例で学び、迅速な検知と換気の重要性を再認識しました。わずかな異変を見逃さない感覚を磨きます。

ガス取扱担当

自衛消防の役割の重さを改めて自覚しました。初期消火対応の数秒が被害を左右すると知り、よりスピーディーな訓練に臨む姿勢が変わりました。

防消火担当

保管・物流・倉庫部門からの声4件

大量の危険物を保管する立場として、地震・火災時の延焼や水害時の流出をどう食い止めるか考えさせられました。区画と動線を即日見直します。

倉庫管理者

保管量や配置が災害時の被害規模を左右すると学びました。「効率」だけでなく「安全」を軸にレイアウトを再検討します。

在庫管理担当

荷役中の落下・転倒・破損が、危険物では大事故に直結すると再認識しました。急がず確実に、過積載なども注意して安全作業を改めて徹底します。

フォークリフト作業者

高速道路等の移送中に被災した場合の対応を、初めて具体的に考えました。ルート上のリスクや緊急連絡体制の確認に取り組みます。

配送・運搬担当

保安・防災担当からの声5件

先輩達が作成してきた分厚いマニュアルを現状に合うように整備して満足していた自分に気づきました。デジタル化して社員に配布し、それぞれの部所で検討してもらう機会を作り、「社員と会社を守るために動ける人を育てる」ことこそ、防災管理の本質だと、視点が大きく変わりました。

防災管理者

大規模自然災害発生時は被災程度に応じて変化することから、「シナリオを暗記して一つの正しい答えを実践する訓練」から「自己判断能力を高めるための自分で考える訓練」への転換の必要性を学びました。次回の総合訓練に反映させます。

保安担当

初期消火や避難誘導は消防用設備が作動してくれると思っていましたが、大規模地震災害発生時は、設備が壊れたり、作動しないことがあることを想定した場合、自分こそ最前線だと自覚しました。自衛消防隊員としての役割と動線を改めて確認しました。

自衛消防隊員

漏洩・火災時の初動の数分が運命を分けると痛感しました。判断に迷わないため、普段から作業員が目に付くところにアクションカードの掲示や安全行動について事前の取り決めの重要性を学びました。

緊急対応担当

災害時の有害物質の流出が、地域の農業環境と生活用水などの汚染など、住民の健康や生活、経済活動を長期にわたって脅かすと再認識しました。事業所の責任の重さを地域の視点から捉え直しました。

環境保安担当

職長・班長・現場リーダーからの声4件

部下の命を預かる立場として、「災害時に冷静でいられるリーダー」でありたいと強く思いました。日頃の状況予測能力の向上と作業員や関係者たちとのコミュニケーションなど、信頼関係が初動を左右すると学びました。

職長

災害発生時、特に急性期は悪化するスピードが速いことから、「指示を待つ部下」ではなく「自分で考えて動ける部下」を育てることが、いざという時に命を守ると教わりました。教え方そのものを見直します。

班長

大きな揺れなどにより、身の危険を感じたら作業を止めて避難する「勇気」が当たり前に認められる現場にしたい、と強く思いました。声を上げやすい雰囲気づくりに努めます。

現場リーダー

若手に非日常状態の危険物取り扱いの怖さを伝えるのは難しいと感じていましたが、怖がらせず、被害を最小限に抑えるための具体的な手順や判断について、前向きに伝えるコツをいただきました。明日の朝礼から実践します。

リーダー

若手・新人からの声4件

正直、安全大会は表彰式とわかりきった講話など、形式的で退屈なものだと思っていました。今回、サニー カミヤさんが体験された本物の災害現場の話に引き込まれ、自分が扱う危険物の物質の爆発限界や有毒性などの特性など、本当の怖さを初めて「自分ごと」として理解しました。

入社3年目

「自分の命は自分で守るしかない。その時、誰もが必死なため、身の守り方を教えてくれない」という言葉にはっとしました。いつも指導してくださる先輩に頼るだけでなく、まず自分がしっかりと判断して、避難行動を取れるようになりたいです。

若手作業者

小さなヒヤリハットが大事故の芽だと知り、作業の手順や緊急遮断方法など、見方が変わりました。小さな違和感を声に出す勇気を持ちます。

新人

災害時こそ若い自分が動ける、頼られる存在になれると知り、誇らしく思いました。先輩方に負けない知識と体力を備えていきます。

若手オペレーター

ベテラン・技能者からの声2件

30年この道でやってきましたが、「慣習的な作業」が最大の敵だという指摘に、ぐうの音も出ませんでした。面倒でも安全な作業を優先した初心に戻る貴重な時間でした。

ベテラン作業者

経験がある分、わかっているつもりで、つい作業の簡略化をしていた自分に気づきました。ベテランこそ若手に対して安全作業の手本になるべきだと、若手の前で背筋が伸びました。

熟練技能者

協力会社・構内請負からの声3件

元請・下請の垣根を越えて、構内全体で命を守る「共助」の考えに共感しました。当社の朝礼時に直接的な安全教育を取り入れます。

協力会社 代表

下請の立場でも、危険を感じたら作業を止められる現場にしたいと強く思いました。工事関係者の一員として、普段のコミュニケーションを増やし、顔の見える関係と声を上げやすい作業連携づくりに努めます。

構内請負 職長

スケジュールの変更など、普段と違う作業手順のときこそリスクが高まると学びました。仲間と一緒に非定常作業の危険予知を徹底します。

メンテナンス請負

事務・支援部門からの声2件

災害時の安否や被災情報集約方法や記録、対外連絡、地域・行政との調整こそ自分たちの出番だと気づきました。裏方としての使命感が芽生えました。土日、祝日、連休などはZoom等を使った災害対策本部の立ちあげやネットワークカメラによる遠隔的な被災状況確認と災害対応を具体的に考えます。

総務・防災事務

災害発生後も従業員とその家族の生命・身体・財産・生活・自由を守り続ける視点から、防災を捉え直しました。被災後の事業継続が雇用を守ることにつながると学びました。

労務・健康管理担当

講演内容・進行への声4件

一方的な講義ではなく、ミニワークショップや過去の実例を挙げてのケースメソッド的な問いかけが多く、実災害を体験したことがない自分は「どうすれば助かるか?」という判断を考えさせられるなど、最後まで眠くなりませんでした。今までの座って聞くだけの眠さとの戦いのような安全大会の概念が変わったと言っても過言ではありません。

参加者

サニー カミヤさんの実際の救助・災害現場の体験談は、どんな映像よりも臨場感があり、心に響きました。本物の経験を持つ方の言葉だからこそ、聞き逃すまいと前のめりになりました。

参加者

日本は災害大国であるなど、過去の実災害の映像を見せられて怖がらせて終わりではなく、「だからこうしよう」という乗り越えるための前向きな行動につながる構成が見事でした。明日から、現場に身を置いた環境で、何をすべきかが明確になりました。

参加者

災害についての専門用語を噛み砕いて話してくださり、職種も年代もバラバラな現場の全員が同じ理解を持てました。入社30年になりますが、これほど分かりやすい安全講演は初めてでした。

参加者

家庭・地域への波及2件

会社の備えだけでなく、家庭の防災も見直すきっかけになりました。自分が無事でなければ家族も現場も守れないと痛感しました。また、災害発生時は管理的立場として、帰宅できないこともあり、家族ともしっかり話しておくことも大事だと痛感しました。

参加者

日常時も災害発生時も危険物を扱うプロである私たちが事故を起こさないことが、地域社会への一番の貢献だと教わりました。社員が一丸となってチームワークで安全を保持することの大切さを感じました。誇りと使命感を胸に、現場へ戻ります。

参加者

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